テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog


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Tokyo Book Art Week

足利市立美術館学芸員の篠原誠司さんが1994年から毎年都内で開催しているTokyo Book Art Weekが、今年は規模を大幅に拡大。都内12箇所と北海道と大阪を含め全14箇所で、8月中旬から同時開催されます。その一会場として、今回はテンプルのアート学科も参加することになりました。

アート学科の渡辺信也准教授が、篠原さんと親交があり、また過去に個人的にBook Artに出展したことがあるというご縁で、実現したものです。作品は、アメリカ本校も含め、学生、卒業生、講師からも広く公募し、シンガポール・南洋理工大学(Nanyang Technological University)の講師・学生の作品と共に、8/17~27の期間(8/21~24はお休み)にテンプルジャパンで一般公開される予定です。各会場の詳細はこちらから

そもそも「Book Art」って?

アーティストが創った「本」が展示されます。「本」といっても、アーティストが作るので、私たちが常識で考える単なる「本」でないにちがいないことは、なんとなく推測していましたが、やはり出展する「本」に一切制限はないそうです。絵本でも、文字があってもOK。「本は紙でできている」とか、「本は四角い」とか、そういった「本」の常識の枠さえも超え、アーティスト自身のコンセプトのもと「本」をクリエイトして出展してもらう、というイベントのようです。 どんな作品に出会えるか、楽しみです。

10日間の開催なので、是非みなさんも足を運んでみてください。
テンプルでの展示会は、下記のスケジュールは下記のスケジュールで行われる予定です。

8/17(水)12:00-20:00
8/18(木)17:00-20:00 (18:00より リセプション&トークイベントを予定)
8/19(金)17:00-20:00
8/20(土)12:00-20:00
8/25(木)17:00-20:00
8/26(金)17:00-20:00
8/27(土)12:00-20:00

(w.watanabe)


2件のコメント

インターンの星-File 14 【イベントプロデュース企業】

ご無沙汰いたしました!

第14回目は、世界各地でイベントプロデュースを手がける、エンパイア・エンターテイメントでインターンを経験した峯さんのインタビューです。

■ プロフィール
峯 恵理菜さん(Erina Mine)。コミュニケーション専攻、アート副専攻の3年生(Junior)。高校を卒業後、英語に浸れる環境と、様々な文化背景を持つ人々との出会いを求め、TUJ学部課程に入学。

◆インターン先: エンパイア・エンターテイメント (Empire Entertainment)

◆期間: 2010年1~4月

イベントプロデュースを柱に、世界で事業展開している

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■インターン先を選んだ理由は?
エンパイア・エンターテイメントは、ニューヨークと東京に拠点を置き、おもに国際的なイベント企画・運営などを行っている企業です。そのクリエイティビティあふれる業務内容に魅力を感じ、私が学びたいと思っていたことと方向性が一致したのが志望の理由です。

■どんな仕事・経験をしましたか?
オフィスワークを基本に、おもにパワーポイントを使っての資料づくりを行っていました。リサーチや情報収集・整理も資料作成の仕事の一部。パワーポイントの基本操作は、大学の授業で学んで知っていましたが、インターンで実践的に使うことによってコツをつかみ、かなりレベルアップしました。
また、時々、イベントの視察やパーティ、外部ミーティングなどに同行させていただいたりしました。ビッグネームの企業が行うイベントのプロデュースが多く、どの会場も華やかな雰囲気。大好きなモデルさんに会えたことは、嬉しい思い出のひとつです。

■印象に残っていることは?
初めて企業で働いてみて、時間を守ることはもちろん、社会に出たら気を利かせることがとても大切なんだなと実感しました。普通に大学で生活していると、とかく自分中心の考え方やふるまいに陥りがちです。でも、会社では皆で仕事しているのだから、臨機応変に気を使うことも必要だなと。かといって、気ばかり使うのではなく、“自分らしさ”もうまく出していくことが、きっとポイントなんですね。
アクティブに仕事を進める社員の方と接していくうちに、こういったプロデュース業務に携わるには“人を惹きつける力”も不可欠なのだということも実感しました。

■最後に
インターンを経験して、ずっとオフィスにいる仕事ではなく、いろいろと動き回る仕事のほうが私には合っているということに気づきました。就職活動はこれからですが、将来は、英語を使いながらクリエイティブ力を活かせる仕事に就きたいと考えています。いつか大学院に進学したいという希望もあるので、進路についてはこれから具体的にじっくり考えていきたいです。

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専攻はコミュニケーション、副専攻がアートという選択が、
「創造力」に馳せる峯さんの思いと情熱を明確に表していると思いました。
将来どのような分野で活躍されるのか、とても楽しみです。
心からエールを贈ります!

(Kunimatsu)