テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog

2016年米国大統領選挙@テンプル大学ジャパンキャンパス

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ドナルド・トランプ氏が2016年米国大統領選挙に当選してから48時間しか経っていませんが、正直に言って本当に非現実的なものとしかとらえられません。私たちの多くにとって、この選挙がもたらしたものは政治、経済を超えるものでした。一部のアメリカ人にとって、そして私個人にとっても、今回の選挙はアメリカが道徳的に過大な妥協を許したことの現われとなりました。そして、私の愛する国が明らかに分裂していることが現わになりました。票が集計されている間、とてつもない不安の嵐に襲われ、予感と疑念の感情を抑えるのはほぼ不可能に近いことでした。

そして、それは私一人ではありませんでした。TUJのParliament学生ラウンジ*でTUJ学生や教職員と一緒に大画面に映し出された選挙速報を見ていて、疑念が積み上がっていくのを感じました。どこを見ても学生が自分達の最大の心配事を熱く語っていました。ある学生は民主主義のシステムが選らんだ二人の大統領候補に対して怒りをあらわし、他の学生はなぜ今回のように投票したかのを説明していました。ヒラリー・クリントン氏の「前科」や、ドナルド・トランプ氏の好き勝手に物事を行ってしまう能力について冗談を言い、わざと明るく振舞う者もいました。学生ラウンジのあちこちで、マスコミ関係者がこの信じられない歴史的な瞬間に対する意見を学生や教授から聞こうとインタビューをしていました。しかしラウンジにいた全員が、例外なく次々と発表される各州の開票結果を熱心に追っていました。

そしてついにその時はやってきました。もう引き返すことができない瞬間です。トランプ氏が接戦だった重要な4州を勝ち取り、確実な勝利を得たのです。学生ラウンジは不安感で覆われました。落胆と悲しみの気持ちが私の中に溢れました。ラウンジを見回すと他の人たちも同様だったことが判りました。私を元気づけたのはただ一つ、それはTUJのコミュニティー、情熱的な若者達、教授そして職員達、一緒に働いている人たちや悲しみを感じているその時に立ち会ってくれた人たちです。私はこの選挙を一人で経験しないで済んだことに本当に感謝しています。そしてこのすばらしいコミュニティーの一員であることに感謝しています。

大統領選挙は終わり、1月20日に過去の大統領とはまったく違う新しい大統領が誕生します。私はポジティブに考えるよう務め、アメリカ人一人ひとりがこの選挙戦で示した怒りとフラストレーションをポジティブな行動に移していくことを願い続けています。そして一番大切なこととして、我々が一丸となってアメリカを再び素晴らしい国にできるよう願っています。

*日本時間の11月9日(水)、TUJではParliament学生ラウンジで選挙の集計経過をテレビのライブを見ながら追うイベントが行われました。

RN

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