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インターンの星-File 11 【日本フィランソロピー協会】

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フィランソロピー協会

104法人がフィランソロピー協会の会員となっている

第11回目は、企業の社会貢献活動・CSR(Corporate Social Responsibility)の推進を支援する、日本フィランソロピー協会でインターンを経験した浜口くんのインタビューです。
ところで皆さん、“フィランソロピー”の意味、ご存知でしたか。。。?
フィランソロピー (Wikipediaより)

■ プロフィール
浜口京太郎さん(Kyotaro Hamaguchi)。経済専攻、ビジネス副専攻の3年生(Junior)。高校時代は理系だったが、大学進学を機に、自分は将来何をやりたいのか、を本気で考えるため、テンプルジャパンに入学。基礎科目を履修しつつ、自分の進みたい道を検討してから専攻を決定した。
*テンプルでは、入学時に専攻を決定する必要はなく、2学年までの終わりまでに専攻を決めることができます

◆インターン先: 日本フィランソロピー協会

◆ 期間: 2009年5~7月
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■インターン先を選んだ理由は?
世の中の役に立つことに興味があったこと、社団法人という組織で働いてみたかったことが理由です。フィランソロピー協会は、企業とNPOを引き合わせることで企業のCSRを支援している団体なので、NPOと企業、どちらとも関わりあいが持てるというところに魅力を感じました。(協会会員一覧

■どんな仕事・経験をしましたか?
CSR提携を進めるため、有名企業やその相手先候補のNPO団体訪問に同行させていただきました。活動のモニタリング、企業との提携の打診、その際の希望や展望などのやりとりを、直に聞くことができました。

また、毎月行われる定例セミナー(毎回、講師や内容も多岐にわたり、テーマはライフワークバランス、生物多様性、日本の経済成長についてなど)にもスタッフとして参加。セミナー後の講師との懇親会パーティでは、約20名の方と名刺交換をしました。こんなに大勢の方と名刺交換することも初めてでしたし、さまざまな年齢の社会人の方とどういう話をしたらよいのか、正直、戸惑ってしまいました。そこで、素直にインターンであることを述べ、社会や企業のことを先輩方に教えていただく気持ちでお話するようにしました。
インターンの後半には段々と環境に慣れてきて、ある日の懇親会では、自分の人生や世の中との折り合い、人との付き合い方について考えていることを話し、参加者の方々にアドバイスをいただいたこともありました。そのときには、3時間かけて全員にご挨拶とお礼のメールを出しました。

セミナーなどイベントにはつきものですが、封入・発送作業も行いました。手のかかる雑用も誰かがやらないといけない仕事であることを知り、発送に関する一連の作業を通して仕事の全体像を学べたことはよかったと思います。

■インターンは就職活動にどのように役立っている?
就職活動は来年からの始動を予定しているので、現在は、興味のあるセミナーに参加したりして、キャリアプランを練っているところです。働き方、何のために働くのか、など、将来のことを真剣に考えています。
勉学自体もそうですが、さまざまな人とのコミュニケーション、自分の考えをうまく伝えることの大切さを今は実感しています。落ち込んだときに励ましてくれる仲間がいて、とても心強いです!
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最近では、豊富な経験や思慮分別ある大人と、20歳を過ぎたばかりの自分が入れる選挙での1票の重さの違いについて考えてしまったという浜口くん。社会のこと、将来のこと、人との関わり合いについてなど、いろいろなことを真剣に考えている姿がとても印象的でした。
社会に出て企業に勤めていると、なかなか大学生と話す機会はないと思いますが、こうして彼らから直接、体験したことや考えを聞ける仕事に就いていることを、大変ありがたいことだなあとしみじみ感じたインタビューでした。

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