テンプルこぼれ話

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インターンの星-File 07 【Kids Earth Fund 子供地球基金】

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第7回目は、Kids Earth Fund 子供地球基金(世界中の子供たちが描いた絵の展覧会を行ったり、その絵をデザインに取り入れたオリジナル商品を販売し、収益金を世界中の子供たちに還元する”Kids Helping Kids子供たちが子供たちを救う”活動を行うNPO)でインターンを経験した、小川さんのインタビューです。どうぞ!

編集・制作に携わった会報誌

編集・制作に携わった会報誌

■ プロフィール
小川 晴香さん(Haruka Ogawa)。心理研究専攻の4年生(Senior)。2006年5月~2007年5月の1年間、フィラデルフィアにあるテンプル本校で1年間を過ごす。将来の夢は、語学学校の教師など、教育関連分野で活躍すること。

◆ インターン先: Kids Earth Fund  子供地球基金

◆ 期間: 2009年1~2009年5月
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■インターン先を選んだ理由は?
まず、自分の専攻である心理学に関連があったこと、それから支援活動のプロセスを経験してみたいと思ったからです。塾の講師など、子供たちに“教える”アルバイトの経験はありますが、今回子供たちを“支援する”仕事を体験したことにより、自分の視野を広げることができたと思います。

■どんな仕事・経験をしましたか?
子供たちが描いた絵のタイトルや説明、また里親を探すベトナムの子供たちのプロフィールを日本語に訳すのが主な業務でした。
あるとき、郵送物に同封するための、オリジナルグッズ紹介カードの制作を依頼されたことがあったのですが、私、コンピューター関係は、とっても弱いんです(笑)。デザインなども一切したことがなかったので、PhotoshopやIllustratorを使いながらも、初めは何をどうしていいのかよくわからなくて……。

でもスタッフの方が、『時間がかかってもいいから、最後まできちんと仕上げてね』と言ってくださって、そのおおらかな姿勢に救われました。そして、自力でなんとか仕上げて、私がデザインしたカードが今、実際に使われているんですよ。

■印象に残っていることは?
Kids Earth Fundでは、日本の子供たちにも絵を描く機会を提供していて、私も病院の小児科で子供たちと一緒に絵を描くアートワークショップに参加しました。彼らの独創的な絵は本当に素晴らしいです。そして、絵を描くという行為が、世界中の子供たちの手助けとなっていることを、彼ら自身が認識しながら取り組んでいるんです。今まで、本や映像でしか知らなかったアートセラピーを間近で見ることができたのも貴重な体験でした。

■インターンは就職活動にどのように役立っている?
グループ面接の際に、インターン経験の話題はキラリと光りますね。とくに、テンプルのインターンは日本の大学よりも期間が長いので、まずそこで驚かれることが多いです。数日とか1週間だけの研修では携わることができにくい仕事を経験できたり、実際のプロジェクトや業務を任せてもらえたりして仕事の幅が広がったこともアピールできます。

今は、インターナショナルスクールで、教育プログラムの構築に関わる2つめのインターンを行っています。

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小川さんは、2009年度夏学期を最後に、テンプルジャパンを卒業されました。
おめでとうございます!!!
卒業式でのインタビュー映像はコチラッ☆

<次回>
次回は、“アパレル・ファッション業界で活躍したい!”と、BLBG-ブリティッシュ・ラグジュアリーブランド・グループでインターンをした学生の声をお届けします。お楽しみに!

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