第20回目は、現在45カ国、約370名の生徒が通っている東京インターナショナルスクールでインターンを行った吉村さんのインタビューです。どうぞ!
■プロフィール
吉村典子さん(Noriko Yoshimura)。日本の大学で心理学科を専攻。後、アメリカの大学で学びなおそうとTUJの心理研究学科に編入。初めての海外大学の授業に、入学当初は1日9時間勉強したことも。2010年秋学期卒業。
◆インターン先: 東京インターナショナルスクール
◆期間: 2010年8月下旬~12月
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■どんな仕事・経験をしましたか?
インターナショナルスクールで、日本語クラスのアシスタントをしていました。授業の準備の手伝いや、クラス内での各生徒のサポートがおもな仕事です。
1クラスは、少なくて4~5名、多くて14~5名。レベル別にクラスは分かれていますが、授業の進度に遅れてしまったり、集中が途切れてしまう生徒に声をかけ、個別にフォローしていました。3年生の基礎クラスだと食べ物をテーマに、基本的な単語や文を繰り返し練習したり、高学年になると、漢字の読み書きも行います。先生の教え方がとてもうまくて、勉強になることが多かったですね。
■印象に残っていることは?
子供たちがなついてくれたこと。とても嬉しかったです。1回しか授業で教えたことがなくても、廊下で声をかけてきてくれたり。みんなピュアで、かわいいです。
子供たちもそうですが、教職員も国籍が違うので、文化や考え方の違いについて改めて考えさせられることもよくありました。
■最後に
このインターンを経験して、将来、日本語教師になることも選択肢のひとつになりました。現在は、アシスタントではなく実際に臨時講師として働いています。子供たちがどうしたら集中してくれるか、楽しんで授業を受けてくれるかなどを考えながら、教壇にたっています。
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心理学を日本とアメリカの二つの大学で学んだ吉村さん。子どもたちへの指導について、両大学で学んだ知識や経験が活かされているようです。
TUJでは、大学学部課程の専攻以外に、心理学関連の講座(約10週間)やワークショップを行っています。平日夜間や週末に行われるクラスが多いので、社会人の方にもおすすめです。関連記事はこちら☆
(Kunimatsu)