テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog


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大人も学べる心理学

TUJの学部課程には、“心理研究”が専攻のひとつとしてあります。

「高校の頃から興味があった」
「研究が進んでいるアメリカの大学で心理学を学びたい」
と最初から専攻を決めている学生もいれば、

「国際関係や世界情勢を学んでいくうちに、“人”そのものに興味を持った」
「一度授業を受けてみたら、興味が深まって」
と、途中で専攻を変える学生も少なくないようです。*

*TUJでは、専攻を変更したり、追加すること(2学科同時専攻や主専攻+副専攻など)が可能です。

そして、学生たちは、講義や文献、リサーチなどから学んでいくと同時に、心理学に関連したインターンシップ(140時間以上)を行い社会で実経験を積みます。

<心理研究専攻学生のインターンシップ体験談>
インターンの星-File 02 【TELL(Tokyo English Life Line)】
インターンの星-File 07 【Kids Earth Fund 子供地球基金】
インターンの星-File 18 【Living Dreams(IEAC:青少年国際教育促進会)】
インターンの星-File 20 【東京インターナショナルスクール】

さて、私の周りには、学生の時分はそうでもなかったけれど、社会人になってから心理学に興味を持つ人が多いように思います。
だからといって、大学や大学院にもう一度入りなおして勉強するのは大変ですが、TUJの生涯教育プログラムでは、心理学関連の講座(約10週間)も各種あって、そんな方々におすすめです。

たとえば、
心理学入門
近代心理学:人格形成へのアプローチ
近代心理学:心理状態についての理解
社会心理学
経営心理学
言語学:言語学習の心理学

中には、
豊かな心の創り方(WealthyMind™)(1日のワークショップ)
カウンセリング・スキルの基礎を学ぶ
というのもあります。

上記の中で、私が受講したことがあるのは、言語学:言語学習の心理学のクラスです。講師は、大学院(TESOL)でも教鞭をとっている先生で、豊富な知識と経験はもちろん、ユニークなトピックも多く、とても興味深い授業でした。
次は、豊かな心の創り方(WealthyMind™)(1日のワークショップ)を受講してみたいと考えています。

そのほかにも、生涯教育プログラムでは、ビジネスをはじめ、語学、アート、マーケィング、IT、法律、会計など、毎学期100以上のコースが1月、5月、9月に開講されます。
授業はすべて英語で行われ、クラスメイトの構成(国籍、年代など)もクラスによってさまざまです。
どんなクラスメイトがいるのか、初回のクラスは少しドキドキします。

1~2日間のセミナーとワークショップは4月開講なので、まだクラスに空きがあれば申し込むことができます。英語での生涯教育講座に興味はあるけれど、いきなり講座を申し込むのは不安という方はこちらで一度体験されてもいいかもしれません。
いろいろなカテゴリのワークショップがあるので、ぜひ下記サイトでチェケラ(Check it out)してみてください!
http://www.tuj.ac.jp/newsite/main/cont-ed/courses/seminarsj.html (セミナー・ワークショップ)

http://www.tuj.ac.jp/newsite/main/cont-ed/courses/schedulesj.html(講座を含むコーススケジュール)

(Kunimatsu)


2件のコメント

インターンの星-File 20 【東京インターナショナルスクール】

第20回目は、現在45カ国、約370名の生徒が通っている東京インターナショナルスクールでインターンを行った吉村さんのインタビューです。どうぞ!

■プロフィール
吉村典子さん(Noriko Yoshimura)。日本の大学で心理学科を専攻。後、アメリカの大学で学びなおそうとTUJの心理研究学科に編入。初めての海外大学の授業に、入学当初は1日9時間勉強したことも。2010年秋学期卒業。

◆インターン先: 東京インターナショナルスクール

◆期間: 2010年8月下旬~12月
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■どんな仕事・経験をしましたか?
インターナショナルスクールで、日本語クラスのアシスタントをしていました。授業の準備の手伝いや、クラス内での各生徒のサポートがおもな仕事です。
1クラスは、少なくて4~5名、多くて14~5名。レベル別にクラスは分かれていますが、授業の進度に遅れてしまったり、集中が途切れてしまう生徒に声をかけ、個別にフォローしていました。3年生の基礎クラスだと食べ物をテーマに、基本的な単語や文を繰り返し練習したり、高学年になると、漢字の読み書きも行います。先生の教え方がとてもうまくて、勉強になることが多かったですね。

■印象に残っていることは?
子供たちがなついてくれたこと。とても嬉しかったです。1回しか授業で教えたことがなくても、廊下で声をかけてきてくれたり。みんなピュアで、かわいいです。
子供たちもそうですが、教職員も国籍が違うので、文化や考え方の違いについて改めて考えさせられることもよくありました。

■最後に
このインターンを経験して、将来、日本語教師になることも選択肢のひとつになりました。現在は、アシスタントではなく実際に臨時講師として働いています。子供たちがどうしたら集中してくれるか、楽しんで授業を受けてくれるかなどを考えながら、教壇にたっています。

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心理学を日本とアメリカの二つの大学で学んだ吉村さん。子どもたちへの指導について、両大学で学んだ知識や経験が活かされているようです。

TUJでは、大学学部課程の専攻以外に、心理学関連の講座(約10週間)やワークショップを行っています。平日夜間や週末に行われるクラスが多いので、社会人の方にもおすすめです。関連記事はこちら☆

(Kunimatsu)