テンプルこぼれ話

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Temple Alumna Inspires Tsukuba Student Athletes (元学生アスリートの米テンプル大学職員が筑波大学で特別講義)

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(English text to follow)

2018年師走も後半戦、平成最後の年末が近づいていますね。

今回の「こぼれ話」は去る12月12日、筑波大学アスレチックデパートメント(AD)の招きで、テンプル大学米国本校から来日したAD職員アリッサ・ドレイクスリンの特別講義の模様を、TUJ学生ライターのジョン・ザラスさんがリポートします。

今年はスポーツの世界で様々な問題提起のあった年でした。変革期にある日本の大学スポーツ界で、筑波大学は”スポーツの力で大学の価値向上”を全学的な取り組みとして積極的に推進、今年4月に日本で初の米国型「AD」を立ち上げました。設立に際しては、2016年からテンプル大学米国本校が、筑波大学との「日米大学スポーツに関する共同研究」に参画、株式会社ドームとの産学連携で、日本の大学スポーツ界での最適モデル確立へ向けて取り組んできました。

今回来日したドレイクスリンは、テンプル大在学中にはバレーボールの選手として文武両道に勤しみ、2016年には「女性学業成績優秀アスリート賞」を受賞、NCAA(全米大学競技スポーツ協会)の学生代表なども務めています。現在は母校の職員として学生アスリートの学業支援、キャリア支援に携わるよきロールモデルとなり、この特別講義では自身の学生アスリート時代の経験、NCAAの組織、テンプル大ADでの取り組みについて語りました。

(※以下、リポート本文は英語)


By John Szalas, student writer and junior International Affairs major

In recent years the Japanese government has begun reforming  its collegiate athletic institutes to create a single governing organization similar to the NCAA in the United States. Currently Japanese college level sports are treated more like clubs operated under federations of each sport and have no nationwide level of organization or support. Taking its own initiative for this, the University of Tsukuba, a school famous for producing many famous athletes and experts in various fields, is collaborating with Temple University’s Philadelphia  Main Campus to learn what the America’s system is like and adapt practices which might best work in Japan. In the future, students from Tsukuba may have the opportunity to go to Temple’s Main Campus to see how the athletics program operates.

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On December 12, the University of Tsukuba invited a former athlete and staff member of Temple’s athletic department to give a lecture in their credit-bearing lecture series. The lecture series is organized by Tsukuba’s Athletic Department and open to all students as an elective where they can hear from former athletes and various experts in the sports industry. Alyssa Drachslin is a Temple alumna who led Temple’s volleyball team during her time as a student. At Temple, she was named Female Scholar Athlete of the Year in 2016. After graduating she decided she wanted to improve the athletic department to make sure future student athletes can not only succeed in school and sports, but also in a career afterwards. Currently she works for Temple’s Athletic Department as a Coordinator for Leadership and Professional Development. Her lecture was about her athletic experience, the NCAA, and how Temple manages and supports its own student athletes.

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University of Tsukuba Athletic Department’s Mr. Shinzo Yamada (left) and Temple University’s Alyssa Drachslin (right)

She started off her lecture explaining about the structure of the NCAA. It organizes, regulates, and supports various sports. She also discussed how the NCAA organizes collegiate sports programs into tiered divisions and how this supports students. Division 1 schools are larger, have bigger budgets, and offer more athletic scholarships. Temple University qualifies as a Division 1 university.

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Drachslin went on to explain the lifestyle most college student athletes have, as well as some programs which support them. One such program is called Verified, which helps students focus on career goals as they juggle their athletic, academic and other commitments. A new program Drachslin has helped create is the Temple Flight Leadership Academy, which helps students hone teamwork, communication, and leadership skills they develop through sports, and then apply those to future careers. While sports are a high priority for student athletes, Temple makes sure they are prepared for the world after Temple.

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Hopefully Drachslin’s lecture will inspire students to help create such programs as Temple has and envision their future career in various paths. Megumi Kameyama, a Tsukuba cheerleader and freshman in Library Sciences thought “it’s great for former athletes like Alyssa to work for Temple and support the organization that helped her succeed.”

Personally, I would say the lecture was successful since many students gave Drachslin a positive reception. Reforming the organization of collegiate athletics may lead to the further development of sports in Japan, and to even more success in the Olympics and other sporting events. The Olympic Games in summer 2020 in Tokyo may provide us a chance to see.

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<Student writer>  John Szalas is studying International Affairs at TUJ in order to gain a better understanding of the international world to make it a better place. He speaks English, Hungarian, and soon to be Japanese. John also makes a mean chicken and dumplings😉


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「多様性時代の学生サポート — 教職協働の観点から」日米アカデミックフォーラムを開催

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テンプル大学ジャパンキャンパス (TUJ) は9月21日、大学教職員・関係者を対象に、日米アカデミックフォーラム「多様性時代の学生サポート — 教職協働の観点から」を昭和女子大学と共催しました。当日は会場となった昭和女子大学三軒茶屋キャンパスに、大学、教育、企業・団体、報道各分野の関係者含め、全国から160人が参集しました。

※当日のスライド/配布資料はこちらから

※昭和女子大学ウェブサイト内の開催報告はこちらから

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基調講演に続く三つの分科会では、教務、学生サービス、キャリア支援をテーマに日米大学の実務担当者からの報告や、ゲストパネリストとして日経新聞編集委員・横山晋一郎氏から問題提起を受けて議論が展開されました。グローバル時代の高等教育におけるベストプラクティスを探るSD・FDワークショップとして、現場目線のさまざまな気づきのきっかけとなりました。

※当日のスライド/配布資料はこちらから

※昭和女子大学ウェブサイト内の開催報告はこちらから

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この「日米アカデミックフォーラム」は、2019年秋にTUJが昭和女子大の敷地内に建設中の新校舎に移転し、初の日米大学統合キャンパスが誕生することを機に、グローバル対応における大学運営のベストプラクティスを探るものです。

※当日のスライド/配布資料はこちらから

※昭和女子大学ウェブサイト内の開催報告はこちらから

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2015年からTUJが高等教育の国際化をテーマとした取り組み(シンポジウム「グローバル競争力を高める大学運営〜米国大学の事例から」、米大使館助成「国際化推進担当職員研修」)を昭和女子大と連携してさらに発展させ、全国の大学教職員など実務担当者間の闊達な意見交換を推進していきます。

※当日のスライド/配布資料はこちらから

※昭和女子大学ウェブサイト内の開催報告はこちらから

<MM>

 


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フィラデルフィアから 使節団がTUJを訪問!

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今年は長かった桜もすっかり緑がまぶしい今日この頃、日本では新学期、新年度がスタートする4月ですが、アメリカの大学であるTUJ(テンプル大学ジャパンキャンパス)では1月から始まった春学期末の追い込み、最終試験の真っ只中です。

今学期もフィラデルフィア本校から多数の教職員が来日して、私たちジャパンキャンパスの教職員とさまざまな形での交流が盛んに行われてきました。その中の使節団の一つ、先月は6名のアカデミック・アドバイザー(教務担当)がTUJを訪問し、双方新たな発見と今後の更なる連携へ向けて、実りある意見交換の機会となりました。日米高等教育の国際化を軸に考えられる連携の示唆や、2020年東京オリンピックへの期待が高まるスポーツ分野での連携(※米国本校はスポーツの取り組みにも積極的に注力)のほか、ビジネスとの連携含めたコミュニティとのかかわりについてなど、話題は多岐にわたりました。また、ローマ校も巻き込んだグローバル展開やインターンシップ・プログラムの更なる発展など、夢はますます広がるテンプル大学ファミリートークで盛り上がりました!

<MM>

 


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テンプル大学本校スタッフがTUJを訪問 ~フィラデルフィアこぼれ話(1)

広報部・三田です。

猛暑の夏…は終わったようですが、また残暑が戻ってきた初秋の今日この頃ですね。

今回の「こぼれ話」は、去る6月、米国フィラデルフィアのテンプル大学本校からのアカデミック・アドバイザー(教務担当者)訪問団が、TUJキャンパスを視察した時の話題をお届けします。

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フィラデルフィア本校からの訪問団とTUJアカデミック・アドバイジング・センター・ディレクター島田敬久(右)

これだけまとまった人数でフィラデルフィア本校のアドバイザーが訪問団として来日するのは初めてで、メンバーはジュリアン・ホワイト (経営学部 教務ディレクター)、ジャスティン・ミラー (アスリート・アドバイジング 教務ディレクター)、マリッサ・ジョルジォ (芸術学部 アカデミック・アドバイザー)、ザック・マーティン (優等学位プログラム アカデミック・アドバイザー)、ローレン・ニコルソン (観光学部 アカデミック・アドバイザー)、ジョセリン・ヘンスラー (教養学部 アカデミック・アドバイザー)に加え、ローラ・クレイグ (就職部 アシスタント・ディレクター) の7名でした。

今回のTUJ訪問の目的は、米国本校の学生たちに日本への留学を勧めるにあたり、TUJでの学びの環境についてより知識を深めるため、とのことで、海外留学を推進する国際部が主導で実現したそうです。なんといっても、履修やその他教務支援(アドバイジング)を通して、学生と直接対話の機会の多いアドバイザーたちが、実際にTUJのキャンパスに足を運ぶことで、まさに「百聞は一見に如かず」、学生たちに伝えられることの幅がぐっと広がります。

TUJの図書館

TUJ麻布校舎の図書館

「自分の知識はこれまでウェブサイトの情報の範囲に限られていたが、今回学生たちの質問により答えられる材料が増えて、彼らの不安や疑問を解消できそう」(ジュリアン)

「ヨーロッパではローマ校、アジアでは日本校TUJがあるのは、グローバル・スタディ専攻の学生にとってとても魅力的」(ジョセリン)

「TUJに短期留学に来る学生は今まだ少ないが、これからもっと機会を増やしていきたい」(ローレン)

「施設を実際に見学できたし、なにより多くのTUJスタッフにも会えて、交流ネットワークができたことは大きい」(ザック)

「(東京の街含めて)どんなところか、感覚的によくつかめた」(マリッサ)

「アスリート学生は学業とスポーツの両立に多くの工夫が必要。オフシーズンや短期集中の単位取得として、TUJでの夏学期を勧めたい。2020東京オリンピックへ向けて、実際にチームを連れてこられるよう、(TUJ学生の利用契約のある)港区の体育館も見学できてよかった」(ジャスティン)

…とそれぞれに感想を話してくれました。

また、東京という世界的な都市の中心部に位置し、とりわけTUJのある港区は各国大使館や著名なグローバル企業も多く、インターンシップの機会が豊富なのも、米国本校で学ぶ学生たちにとって大いに魅力的、とも語っていました。

東京・港区のTUJ麻布校舎

東京・港区のTUJ麻布校舎

テンプル大学フィラデルフィア本校は、先ごろプリンストン・レビューのランキングで「The Best 380 Colleges for 2016 (ベスト・カレッジ380校)」に選ばれています。在学生約38,000人を擁するマンモス校ですが、総合大学として17の「カレッジ」と「スクール」(日本の大学の学部にあたる)それぞれに専任のアカデミック・アドバイザーがいるとのこと(TUJでは専任アドバイザーが学部に関わらず全ての学生の支援を行っています)。

また本学本校に限らず、米国の大学ではアドバイザーの職掌の更なる細分化が進み、「優等学位プログラム(Honors Program)」専任やアスリート学生たちのための専任アカデミック・アドバイザーがいるのが一般的になりつつあります。

(6月30日東京・赤坂の米国大使館で開催したTUJシンポジウムでも、アカデミック・アドバイジング=米国式の教務に関する事例をご紹介して、大いにご参加の皆様のご関心を集めていました。)

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米国フィラデルフィアのテンプル大学本校

全員が”初来日”という訪問団のメンバーたち、「地下鉄は人がたくさんで驚いた!」「渋谷のスクランブル交差点はすごい!」としばしの東京ライフを満喫して、帰路についたようです。

やっぱり東京は人、人、人(笑)

やっぱり東京は人、人、人(笑)

 

次回以降『フィラデルフィアこぼれ話』シリーズでは、テンプル大学本校のある街、米国建国の地「フィラデルフィア」にまつわるエピソードなどご紹介します。

テンプル大学のあるペンシルベニア州フィラデルフィア

テンプル大学米国本校のあるペンシルベニア州フィラデルフィア


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”日本の大学、アメリカの大学ーそのマネジメント” TUJ学長ストロナクが講演~神奈川県私大協

広報部スタッフ 三田です。

寒さの中にも心地よい陽気の1月20日(火)午後、横浜駅からほど近い高台にある神奈川大学横浜キャンパスにお邪魔しました。昨年3月に竣工したばかりという真新しい校舎が奥行深く広がる素敵なキャンパスで、この日は神奈川県私立大学連絡協議会(以下、神奈川私大協)主催の今年度第2回講演会に本学から学長ブルース・ストロナクが「日本の大学、アメリカの大学-そのマネジメント」と題する講演でお招きいただき、副学長の加藤とともに私も同行させてもらいました。(講演資料はこちらから)

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神奈川私大協では年2回、さまざまな分野から著名スピーカーをお呼びして、幅広いトピックスの講演会を開催しているそうです。今回は、神奈川私大協会長を4年間務めてこられた神奈川大学の石積勝学長が、会長校の任期満了にあたって会場をホテルに代わり、初めて大学キャンパスにて開催となったとか。当日は会員大学の学長、教務事務関係者など約50名が参集されました。(ご出席大学リストは、以下参照)

<出席大学(順不同)>

関東学院大学/桜美林大学/神奈川工科大学/北里大学/鶴見大学/相模女子大学/産業能率大学/麻布大学/神奈川歯科大学/慶應義塾大学/國學院大學/情報セキュリティ大学院大学/昭和音楽大学/女子美術大学/聖マリアンナ医科大学/玉川大学/田園調布学園大学/桐蔭横浜大学/東海大学/東京工芸大学/東京農業大学/東洋英和女学院大学/文教大学/明治学院大学/横浜商科大学/横浜創英大学/神奈川大学

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講演骨子としては、大学運営を経営的な視点から、日米の大学システムにおける違いやそこに流れる理念や背景、ガバナンスについて多面的に分析して、課題や着眼点について触れるものでした。2008年TUJ学長着任までの3年間、横浜市立大学学長を務めており(参考:TUJ学長ストロナク略歴)、日米双方の大学で学長として大学運営に関わってきた自らの経験に基づいて、率直な指摘も交えての講演となりました。アメリカの事例が日本の大学運営の参考になればとの思いから、昨今文科省が重点課題として取り組む大学改革、学長権限の強化などについて厳しい指摘もありましたが、会場の皆さんは熱心に耳を傾けてくださいました。

Q&Aでは、学長選考の日米慣行の違いについて、日本では学内選挙が一般的である一方、アメリカでは学内外問わず全国から公募で人材紹介会社に依頼することもあり、初回面接は空港で行われる「エアポート・インタビュー」と言われることや、日本にはないアメリカの大学の「プロボスト(※)」の役割についてなど、会場からいただいたご質問をもとに更に掘り下げました。

※日本語では、総括副学長、教務担当副総長、などと訳される。

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講演終了後の懇親会では、各大学の学長をはじめ大学関係者の方々に、それぞれ特色ある取り組みの中で日本の大学運営で直面している課題についてなど、生の声をお聞きかせいただきました。また、神奈川大スタッフの皆さんのきめ細やかなおもてなしと温かい笑顔で、素敵な時間を共有させていただきました。

ご参加、関係者の皆様、どうもありがとうございました。