テンプルこぼれ話

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フィラデルフィアから 使節団がTUJを訪問!

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今年は長かった桜もすっかり緑がまぶしい今日この頃、日本では新学期、新年度がスタートする4月ですが、アメリカの大学であるTUJ(テンプル大学ジャパンキャンパス)では1月から始まった春学期末の追い込み、最終試験の真っ只中です。

今学期もフィラデルフィア本校から多数の教職員が来日して、私たちジャパンキャンパスの教職員とさまざまな形での交流が盛んに行われてきました。その中の使節団の一つ、先月は6名のアカデミック・アドバイザー(教務担当)がTUJを訪問し、双方新たな発見と今後の更なる連携へ向けて、実りある意見交換の機会となりました。日米高等教育の国際化を軸に考えられる連携の示唆や、2020年東京オリンピックへの期待が高まるスポーツ分野での連携(※米国本校はスポーツの取り組みにも積極的に注力)のほか、ビジネスとの連携含めたコミュニティとのかかわりについてなど、話題は多岐にわたりました。また、ローマ校も巻き込んだグローバル展開やインターンシップ・プログラムの更なる発展など、夢はますます広がるテンプル大学ファミリートークで盛り上がりました!

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テンプル大学本校スタッフがTUJを訪問 ~フィラデルフィアこぼれ話(1)

広報部・三田です。

猛暑の夏…は終わったようですが、また残暑が戻ってきた初秋の今日この頃ですね。

今回の「こぼれ話」は、去る6月、米国フィラデルフィアのテンプル大学本校からのアカデミック・アドバイザー(教務担当者)訪問団が、TUJキャンパスを視察した時の話題をお届けします。

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フィラデルフィア本校からの訪問団とTUJアカデミック・アドバイジング・センター・ディレクター島田敬久(右)

これだけまとまった人数でフィラデルフィア本校のアドバイザーが訪問団として来日するのは初めてで、メンバーはジュリアン・ホワイト (経営学部 教務ディレクター)、ジャスティン・ミラー (アスリート・アドバイジング 教務ディレクター)、マリッサ・ジョルジォ (芸術学部 アカデミック・アドバイザー)、ザック・マーティン (優等学位プログラム アカデミック・アドバイザー)、ローレン・ニコルソン (観光学部 アカデミック・アドバイザー)、ジョセリン・ヘンスラー (教養学部 アカデミック・アドバイザー)に加え、ローラ・クレイグ (就職部 アシスタント・ディレクター) の7名でした。

今回のTUJ訪問の目的は、米国本校の学生たちに日本への留学を勧めるにあたり、TUJでの学びの環境についてより知識を深めるため、とのことで、海外留学を推進する国際部が主導で実現したそうです。なんといっても、履修やその他教務支援(アドバイジング)を通して、学生と直接対話の機会の多いアドバイザーたちが、実際にTUJのキャンパスに足を運ぶことで、まさに「百聞は一見に如かず」、学生たちに伝えられることの幅がぐっと広がります。

TUJの図書館

TUJ麻布校舎の図書館

「自分の知識はこれまでウェブサイトの情報の範囲に限られていたが、今回学生たちの質問により答えられる材料が増えて、彼らの不安や疑問を解消できそう」(ジュリアン)

「ヨーロッパではローマ校、アジアでは日本校TUJがあるのは、グローバル・スタディ専攻の学生にとってとても魅力的」(ジョセリン)

「TUJに短期留学に来る学生は今まだ少ないが、これからもっと機会を増やしていきたい」(ローレン)

「施設を実際に見学できたし、なにより多くのTUJスタッフにも会えて、交流ネットワークができたことは大きい」(ザック)

「(東京の街含めて)どんなところか、感覚的によくつかめた」(マリッサ)

「アスリート学生は学業とスポーツの両立に多くの工夫が必要。オフシーズンや短期集中の単位取得として、TUJでの夏学期を勧めたい。2020東京オリンピックへ向けて、実際にチームを連れてこられるよう、(TUJ学生の利用契約のある)港区の体育館も見学できてよかった」(ジャスティン)

…とそれぞれに感想を話してくれました。

また、東京という世界的な都市の中心部に位置し、とりわけTUJのある港区は各国大使館や著名なグローバル企業も多く、インターンシップの機会が豊富なのも、米国本校で学ぶ学生たちにとって大いに魅力的、とも語っていました。

東京・港区のTUJ麻布校舎

東京・港区のTUJ麻布校舎

テンプル大学フィラデルフィア本校は、先ごろプリンストン・レビューのランキングで「The Best 380 Colleges for 2016 (ベスト・カレッジ380校)」に選ばれています。在学生約38,000人を擁するマンモス校ですが、総合大学として17の「カレッジ」と「スクール」(日本の大学の学部にあたる)それぞれに専任のアカデミック・アドバイザーがいるとのこと(TUJでは専任アドバイザーが学部に関わらず全ての学生の支援を行っています)。

また本学本校に限らず、米国の大学ではアドバイザーの職掌の更なる細分化が進み、「優等学位プログラム(Honors Program)」専任やアスリート学生たちのための専任アカデミック・アドバイザーがいるのが一般的になりつつあります。

(6月30日東京・赤坂の米国大使館で開催したTUJシンポジウムでも、アカデミック・アドバイジング=米国式の教務に関する事例をご紹介して、大いにご参加の皆様のご関心を集めていました。)

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米国フィラデルフィアのテンプル大学本校

全員が”初来日”という訪問団のメンバーたち、「地下鉄は人がたくさんで驚いた!」「渋谷のスクランブル交差点はすごい!」としばしの東京ライフを満喫して、帰路についたようです。

やっぱり東京は人、人、人(笑)

やっぱり東京は人、人、人(笑)

 

次回以降『フィラデルフィアこぼれ話』シリーズでは、テンプル大学本校のある街、米国建国の地「フィラデルフィア」にまつわるエピソードなどご紹介します。

テンプル大学のあるペンシルベニア州フィラデルフィア

テンプル大学米国本校のあるペンシルベニア州フィラデルフィア


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”日本の大学、アメリカの大学ーそのマネジメント” TUJ学長ストロナクが講演~神奈川県私大協

広報部スタッフ 三田です。

寒さの中にも心地よい陽気の1月20日(火)午後、横浜駅からほど近い高台にある神奈川大学横浜キャンパスにお邪魔しました。昨年3月に竣工したばかりという真新しい校舎が奥行深く広がる素敵なキャンパスで、この日は神奈川県私立大学連絡協議会(以下、神奈川私大協)主催の今年度第2回講演会に本学から学長ブルース・ストロナクが「日本の大学、アメリカの大学-そのマネジメント」と題する講演でお招きいただき、副学長の加藤とともに私も同行させてもらいました。(講演資料はこちらから)

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神奈川私大協では年2回、さまざまな分野から著名スピーカーをお呼びして、幅広いトピックスの講演会を開催しているそうです。今回は、神奈川私大協会長を4年間務めてこられた神奈川大学の石積勝学長が、会長校の任期満了にあたって会場をホテルに代わり、初めて大学キャンパスにて開催となったとか。当日は会員大学の学長、教務事務関係者など約50名が参集されました。(ご出席大学リストは、以下参照)

<出席大学(順不同)>

関東学院大学/桜美林大学/神奈川工科大学/北里大学/鶴見大学/相模女子大学/産業能率大学/麻布大学/神奈川歯科大学/慶應義塾大学/國學院大學/情報セキュリティ大学院大学/昭和音楽大学/女子美術大学/聖マリアンナ医科大学/玉川大学/田園調布学園大学/桐蔭横浜大学/東海大学/東京工芸大学/東京農業大学/東洋英和女学院大学/文教大学/明治学院大学/横浜商科大学/横浜創英大学/神奈川大学

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講演骨子としては、大学運営を経営的な視点から、日米の大学システムにおける違いやそこに流れる理念や背景、ガバナンスについて多面的に分析して、課題や着眼点について触れるものでした。2008年TUJ学長着任までの3年間、横浜市立大学学長を務めており(参考:TUJ学長ストロナク略歴)、日米双方の大学で学長として大学運営に関わってきた自らの経験に基づいて、率直な指摘も交えての講演となりました。アメリカの事例が日本の大学運営の参考になればとの思いから、昨今文科省が重点課題として取り組む大学改革、学長権限の強化などについて厳しい指摘もありましたが、会場の皆さんは熱心に耳を傾けてくださいました。

Q&Aでは、学長選考の日米慣行の違いについて、日本では学内選挙が一般的である一方、アメリカでは学内外問わず全国から公募で人材紹介会社に依頼することもあり、初回面接は空港で行われる「エアポート・インタビュー」と言われることや、日本にはないアメリカの大学の「プロボスト(※)」の役割についてなど、会場からいただいたご質問をもとに更に掘り下げました。

※日本語では、総括副学長、教務担当副総長、などと訳される。

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講演終了後の懇親会では、各大学の学長をはじめ大学関係者の方々に、それぞれ特色ある取り組みの中で日本の大学運営で直面している課題についてなど、生の声をお聞きかせいただきました。また、神奈川大スタッフの皆さんのきめ細やかなおもてなしと温かい笑顔で、素敵な時間を共有させていただきました。

ご参加、関係者の皆様、どうもありがとうございました。

 


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米国領事館 名古屋からスティーブン・コバチーチ首席領事がTUJへ~TU卒業生として特別講義

 

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去る10月22日(水)、在名古屋米国領事館から首席領事のスティーブン・コバチーチさんがTUJにお越しくださり、スペシャルゲストとして”Kyrgyzstan’s Unique political Situation in Central Asia – Is it Sustainable?” と題した特別講義をしてくださいました。

スティーブンさんはフィラデルフィア近郊のご出身、テンプル大学米国本校の卒業生で、1992年にはTUJ(当時は南大沢にキャンパスがありました)に1学期間留学したのが初来日というご縁で、今回の特別講義をお引き受けいただくこととなりました。2003年に米国国務省入省以来、ナイジェリア、べラルーシ、ロシアのウラジオストク、キルギス共和国など世界各地でご活躍されています。今年7月名古屋での着任会見は日本語でこなし、ほかにもロシア語、ハンガリー語、エスペラント語、フランス語を操る、まさにグローバルプレイヤーです。一体どんなスーパーマンかと構えていたら…お会いするととっても気さくで好奇心と遊びゴコロいっぱいのスティーブンさん。

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今回は、ジェームズ・ブラウン教授のクラス Poli Sci 4320 “Seminar in International Politics: Eurasian Politics: The International Affairs of Russia, Central Asia, and the Caucasus” の一貫として、前任地のキルギス共和国を軸に、中央アジアの内政事情について幅広く講義くださいました。

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ブラウン教授のご厚意で、この特別講義はクラス以外の学生や教職員も聴講OKとのことで、参加させていただいた私も含め、スティーブンさんのエネルギッシュな講義にグングン惹きこまれていきました。中央アジア各地について、クイズ形式のとても興味深いお話もさることながら、Q&Aでは「米国国務省でのキャリア」「外交官としての仕事」に学生たちの興味が集中しました。「外交官を目指している人はいますか?」という投げかけには数名の手が挙がり、リアルで熱いセッションとなりました。

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左から加藤副学長、ストロナク学長、コバチーチ氏、澤就職部マネージャー

左から加藤副学長、ストロナク学長、コバチーチ氏、澤就職部マネージャー

「またぜひ訪問したい」と仰ってくださったスティーブンさん。

学生、教職員一同、またのお越しをお待ちしています!!

 

以上、広報部スタッフ三田でした。


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卒業式と就職留年

米国時間の16日(木)、ペンシルベニア州フィラデルフィアにあるテンプル大学本校の第126回卒業式が行われました。

今年の卒業生は学士・修士・博士あわせて9,000人以上。過去最高だそうです。年齢は下は19歳から上は73歳、出身地は米国49州と世界57カ国にわたりました。盛大な式典の模様はこちら↓からどうぞ!

ちなみに、ガウン姿で入場してくる学生は、厳密にはまだdegree candidates(学位取得候補者)。つまり、式で総長から学位を授与(confer)されて初めて、学位保持者になるわけです。もちろん、事情があって卒業式に出られない人もいますから、現実には卒業証書(diploma)が学位の証明になるのですけれども。

就職留年?

ところで、就職活動の際まだまだ「新卒」のステータスがものを言う日本。就職できないとわざと単位を落として留年する「就職留年」は、日本の大学では昔からあったと思いますが、昨今は、卒業要件を満たしていても大学が在学を認める、「希望留年制度」というのが増えているそうですね。いわば大学公認の「就職留年」でしょうか。

これ、アメリカの大学ではどうなっているかというと、もともと「学年」という考え方がないので、「留年」という概念もありません。「卒業に必要な単位数はこれだけです」とは明示してありますが、履修のペースは人それぞれ。また、必要単位をすべて修了したからといって自動的に卒業にはなりません。「Graduation application」という書類を提出し、「私は卒業します」という意思表示をしない限り、原則として在学を続けることが可能なのです。

クラスをとり続けることもできますし(その場合は当然、受講する単位数分の授業料を払います)、休学届けを出せば、学生の資格を保持したままお休みして、就活やそのほかの活動に充てることも可能です。

そもそもテンプルでは入学・卒業時期が年に3回。みんなで一斉に「進級」したりしないので、入学したら「何年後の何月に卒業するか」自分で決めて履修計画を立てないといけません。最初からかなりフレキシブルな、換言すると「自律できない人には厳しい」環境ではあります。(ただし大学院課程には、入学時期が決まっているものやコホート制のプログラムもあります)

さて、テンプルジャパンでも来月9日に卒業式が行われます。卒業までにかけた年月はさまざまですが、みなこの時期に卒業することを選んだ人たち。これからの人生もきっと自律的な選択をしていかれるでしょう。今年もみなさんの晴れ姿を見るのが楽しみです。(中川)