テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog

卒業式と就職留年

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米国時間の16日(木)、ペンシルベニア州フィラデルフィアにあるテンプル大学本校の第126回卒業式が行われました。

今年の卒業生は学士・修士・博士あわせて9,000人以上。過去最高だそうです。年齢は下は19歳から上は73歳、出身地は米国49州と世界57カ国にわたりました。盛大な式典の模様はこちら↓からどうぞ!

ちなみに、ガウン姿で入場してくる学生は、厳密にはまだdegree candidates(学位取得候補者)。つまり、式で総長から学位を授与(confer)されて初めて、学位保持者になるわけです。もちろん、事情があって卒業式に出られない人もいますから、現実には卒業証書(diploma)が学位の証明になるのですけれども。

就職留年?

ところで、就職活動の際まだまだ「新卒」のステータスがものを言う日本。就職できないとわざと単位を落として留年する「就職留年」は、日本の大学では昔からあったと思いますが、昨今は、卒業要件を満たしていても大学が在学を認める、「希望留年制度」というのが増えているそうですね。いわば大学公認の「就職留年」でしょうか。

これ、アメリカの大学ではどうなっているかというと、もともと「学年」という考え方がないので、「留年」という概念もありません。「卒業に必要な単位数はこれだけです」とは明示してありますが、履修のペースは人それぞれ。また、必要単位をすべて修了したからといって自動的に卒業にはなりません。「Graduation application」という書類を提出し、「私は卒業します」という意思表示をしない限り、原則として在学を続けることが可能なのです。

クラスをとり続けることもできますし(その場合は当然、受講する単位数分の授業料を払います)、休学届けを出せば、学生の資格を保持したままお休みして、就活やそのほかの活動に充てることも可能です。

そもそもテンプルでは入学・卒業時期が年に3回。みんなで一斉に「進級」したりしないので、入学したら「何年後の何月に卒業するか」自分で決めて履修計画を立てないといけません。最初からかなりフレキシブルな、換言すると「自律できない人には厳しい」環境ではあります。(ただし大学院課程には、入学時期が決まっているものやコホート制のプログラムもあります)

さて、テンプルジャパンでも来月9日に卒業式が行われます。卒業までにかけた年月はさまざまですが、みなこの時期に卒業することを選んだ人たち。これからの人生もきっと自律的な選択をしていかれるでしょう。今年もみなさんの晴れ姿を見るのが楽しみです。(中川)

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