テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog

アートの道は世界に通ず

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テンプルジャパンのアート学科の作品展示会が、4月12~15日、<キャンパス近くの高輪市民センターで開催されました。

アート学科全コースの受講生約50名分の作品100点以上とあって、油絵あり、デッサンあり、写真あり、立体作品あり、個性あふれる楽しい展示でした。

DSC_0096DSC_0091同じ「絵画」のコースでも、基礎と中~上級を比べると、やはり学生の上達は私のような素人の目にも明らかです。これも学生作品ならではの楽しみ方かもしれませんね。

作品の制作者はやはりアート専攻の学生が中心ですが、なかには経済やビジネス専攻の学生もいるそうです。アート学科アドバイザーの桜井薫先生によれば、そういう学生のほうがかえって面白い着想の作品を作ることもあるとか。実際、単なる興味でアートのクラスをとっているうちにその隠れた才能が花開き、ついに専攻を変えた例もあるということです。これこそリベラルアーツ大学ならではですね。

上記の市民センターでの展示会は年に一度、全学生の作品を展示する機会として実施されていますが、これとは別に、上級者の作品だけを集めたいわば「本格的なエキシビション」が、学期に一度、原宿のデザインフェスタギャラリーで開催されています。今期は4月13日、17名による作品展示が行われました。デザインフェスタさんのブログで写真が見られます。 

こちらはもっと広く、他大学の学生や一般の方の目にも触れます。実際、来場した日本の美大生とのコラボの話につながったり、一般来場者から作品の購入希望が出ることもあるそうです。

そう、うちのアート学科の学生は、かなりイケてるのです!

さて、こんなすばらしい作品を作る学生たちですが、彼らは卒業後どうするのでしょう?

「アート学科って卒業したら絵描きになるの?と思っている方、多いんじゃないでしょうか。でも、大学院進学を除けば、うちの卒業生はほとんどが一般企業へ就職しており、就職率は他の学科と比べても遜色ないはずです(注:テンプルジャパン全体で95.7%)。デザインの分野とは直接関係ない職業に就く場合も多いですが、アートを通じてクリエイティビティを学んだ学生は柔軟性に優れていて、逆にどんな仕事でもこなせるのです」(桜井先生)

――なるほど。

細かいスキルでいうと、たとえばプレゼン能力。プレゼン=ビジネスとは限りません。アート学科でも、作品をみんなで論評しあう「グループ・クリティーク」という活動を頻繁に行っていて、これが自分の作品を説明する力はもちろん、理論的にディベートする力の養成につながっているということです。日本人学生の場合、「しかも英語で」という強みがこれに加わります。

また、4年生向けの「アート・ライティング・セミナー」というコースでは、自分のポートフォリオをまとめつつ、最後は1枚の「アーティスト・ステートメント」に落とし込むという作業を行います。その過程で、「自分は本当に何をしたいのかを徹底的に考えることになる。それはとりもなおさず卒業後の人生について考えること。」(桜井先生)

つまり強力なキャリア教育にもなっているわけですね。

テンプルジャパンにアート学科専攻ができたのは2003年。いまでも学位取得目的でアートを英語で勉強できる、日本で唯一のプログラムです。アート学科の卒業生には、そのクリエイティビティを社会のいろんなところでいかして活躍してもらいたいものです。

でも個人的にはやはり、すてきな芸術作品も作り続けてほしいなと・・・(中川)

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