テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog

“バイリンガルな日本を目指して” Dr. Marshall R. Childs著

1件のコメント

今回は、7月に発行された「バイリンガルな日本を目指して―イマージョン教育からわかったこと」という書籍の紹介をしたいと思います。著者はDr. Marshall R. Childs。(プロフィール文末に記載)

Dr. Childsは、テンプルジャパンの学部課程、TESOL、生涯教育プログラムで教鞭をとられていて*、私もご縁があって複数クラスを受講したことがあります。広く深い知識もさることながら、どの生徒にも真摯にそして親身に応えてくれる包容力、ユニークな視点、そして豊かな人生経験から生まれるユーモア…。2009年には、学部課程のTeacher of the yearにも選ばれました。
*現在、3プログラムにわたって講師を務めていらっしゃるのはDr. Childsだけです

本書では、日本における英語教育についてDr. Childsがご自身の経験やさまざまなエピソードを交えながら論じています。論文引用や専門用語が出てきますが、英語教授法を学んだことがない方にもわかりやすく書かれていて、知的でありながら興味深く楽しく読める一冊となっています。

いつもはきれいに本を読む私ですが(せめて付箋)、この本では気づきのあった箇所に線や印をつけながら(こすると消えるペンですが)、自分の経験を振り返ったり、ある状況にあてはめてみたりしながら、じっくりと読み進めました。

低年齢からの英語教育は効果的なのか、ネイティブ教師と日本人教師のどちらがいいのかなど、論議を呼ぶ興味深いテーマがとりあげられていて、読後に感想を言い合ったり、意見交換したりするのも発展的で楽しい活動になるのではないかと思います。立場が違うメンバーなら、さらにいろんな角度からの意見も聞けそうです。

私がDr. Childsらしいなと感じたものの中のひとつに、日本人英語教員の方への公開書簡があります。「同僚のみなさんへ」と始まり6ページにわたるこの手紙には、ただの励ましではなく現実的かつ実用的で、腑に落ちるメッセージがしたためられています。ぜひ読んでいただきたいと同時に、英語教育や心理学に興味のある方はDr. Childsのクラスをぜひ受講してみていただきたいと思います。(Kunimatsu)

Dr. Childs ~2009年テンプルジャパン卒業式にて~

Marshall R. Childs, AB, MBA, EdD, is a U.S. citizen born and raised in Oregon. Following his graduation from Harvard, he worked for IBM for 30 years (the last five years of which were in Tokyo). He earned his MBA from New York University while working for IBM in New York. He left IBM in order to stay in Japan, and began a new life as a teacher and writer in Tokyo. During his doctoral studies in language learning (completed in 1997), he specialized in psychology.

“バイリンガルな日本を目指して” Dr. Marshall R. Childs著」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: バイリンガルな日本を目指して/チャイルズ | 学樹書院

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中