テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog

好んで内向きなわけじゃない、のかも

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日本の若者が内向きになっている、という話を最近よく見聞きします。新社会人は海外勤務を嫌がる。大学生は海外留学したがらない。海外旅行にすら行かない。

・・・ほんとにそうなんでしょうか?

メディアがそういう報道をするときは、なんらかのデータに基づいていることが多いですが、そのデータは調査全体のほんの一部である場合が多いですから、報道されない部分にはどんな情報が隠れているのか、注意する必要がありますね。

27日の日経夕刊コラムを読んでいて、改めてそう思いました。

産業能率大学が行った新入社員対象調査によると、「海外で働きたくない」が49%で、9年前の29%から確かに増えたが、一方で「どんな国・地域でも働きたい」が27%いて、これも9年前とくらべて10ポイント近く増えているのだそうです。コラム執筆者いわく「若者がみな内向きで保守的になっているというより、二極化していると見た方がよさそう」だと。

そうです。みんながみんな内向きになってたら、テンプルジャパンに来る日本人学生はいなくなってしまいます!!

とはいえ、最近の傾向としては、「あこがれのアメリカ留学」へのステップとしてテンプルジャパンに来る日本人学生は少数派。むしろ、アメリカに行かなくてもアメリカの大学を卒業できる、という点に魅力に感じる学生が圧倒的なようです。事実、学部課程には800人以上在籍していますが(うち半数弱が日本人)、米国本校への編入は年間30人余りで、さらに減少傾向にあります。

これもある意味「内向き志向」といえるのか?

そもそも海外へは「行くのが嫌」なのか、「行きたいけど行かれない」のか?

調査したわけではありませんが、学生たちと話をしていると、「本当は留学したいど経済的な理由で難しい」という学生が相当数いるのではないか、と感じています。

先般、高校の進路指導の先生方を招いて、 「世界に学ぶグローバル時代の進路選び」というセミナーを開催しましたが、ゲストでお話くださった日米教育委員会(フルブライト)の方も、同様のことをおっしゃっていました。「若者がみんな海外へ出たくないわけではない。経済的な事情で行かれない人も増えているのだ」と。

ここで少々強引にまとめますと、テンプルジャパンは、米国大学の学位をとるために、
・ 米国に行きたい
・ 行かなくて済ませたい
・ 行きたくても行かれない
すべての学生のニーズに応えているわけです。そのユニークな存在意義は評価されていいのではないか、と正直に思います。

ちなみに、上述のセミナーの第二部で、うちの就職部長が、「就職担当の目から見た、海外大学へ進む利点」というテーマで話をしたのですが、身内ながらこれが大変面白かったので、次回にぜひご紹介したいと思います。お楽しみに。

(中川)

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