テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog

サザエさんに違和感ありませんか?

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いま日経新聞で「未来面」というシリーズをやっていて、「世界一○○な国、日本へ」というテーマで識者の提言が掲載されています。

先日は「世界一、頭脳が集まる国、日本へ」というタイトルで、予備校経営の大手ナガセの永瀬社長の提言が載っていました。

日経電子版の購読登録してある人には、「どうぞご意見をお寄せください」というメールが送られてきたので、投稿してみましたら、電子版の意見欄の一番最後に載りました。

サイトを見ていただいてもいいのですが、短いので以下貼り付けます。

頭でわかっていても心が納得しなければ、人のやることは変わらない。いくら女性の活用だ働き方の多様化だと論じても、サザエさんの世界をみな無意識に原風景として受け入れ、誰も違和感を訴えない。これでは、サラリーマンの夫に専業主婦の妻、子供2人という、いまや希少種の家族構成をいまだに「標準世帯」と呼ぶ役人の感覚が変わるわけがない。

教育も採用も同じ。「出る杭を育てよ」の見出しをどれだけ見たことか。頭脳への投資もエリート教育も結構だ。だが、現場は本当に出る杭を歓迎しているか? “ハーバード級”の頭脳を活用できるのか?世の親たちは“不平等”を受け入れられるか?

新卒一括採用の弊害も指摘されて久しいが、実際にやめたところはあるのか?政治家が連呼する「国民のみなさま」には、それこそ「出る杭」は含まれていないだろう。

日本が世界競争で勝ち残るために必要なのは、CEOの指導力だけではない。フツーの人々の心の変化だ。

これは、教育の話に限らず、わたしが常々感じていることです。

テレビはめったに見ませんが、たまに民放で家電や消費財のCMを見ると、いまだにお母さんはエプロンして家にいるのが前提の場面設定が多いですよね。みんなが「これが自然」として無意識に受け入れているうちは、育休とる男性社員が増えるとは思われません。英語化も国際化も同じことでしょう。メディアではさかんに論説してますけども。

良い悪いの話ではなく、自分を含めていかに大衆の意識変革とは難しく、行動パターンが変わるまでに時間がかかるか、ということです。もちろん絶対に変わらないわけではないが、変化のスピードは自然が決める、ような気がします。

メディア、特に新聞は啓蒙の役割も大きいと思いますが、書いてる記者や編集委員ご本人は、個人レベルで心底そう信じているのか?本音とタテマエの使い分けをどこまで意識しているのか、興味はあるところです。

(中川)

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