テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog

国語もダメ、英語もダメ、Twitterなら?

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むかーしむかし語学留学していたオーストラリアの英語学校で、先生に相談されたのを思い出します。

 「日本人学生はとてもシャイだ。文法ミスしたり、発音が悪いのを恥ずかしがって、クラスで全然発言しない。間違えてもいいから、発音はどうでもいいから、もっと積極的に発言してもらうためにはどうしたらいいか?」

そのとき私は思いました。

「ミスや発音が恥ずかしくて黙っているんじゃない。言うことがないから黙ってるんです」

「だって事あるごとに、君はどう思う?あなたの意見は?とか聞かれるの、うざったいんですよね」

と、ここまではっきり言ったかどうか覚えていませんが、とにかく先生は、信じられない・・・という顔をしていました。

これを思い出したきっかけは、先日の新聞で読んだ、猪口孝・新潟県立大学学長のコラムです。 その中で猪口氏は、日本人学生の自己表現力が弱いことに触れ、

「自己表現力の弱さを英語の問題にすりかえ、自己表現力向上への努力を怠っていた」(自身の留学経験を振り返って)

「このままでは国語もダメ、英語もダメ、自己表現力もダメな学生がどんどん増えていくのではないか」

と指摘しています。

母国語で論理的に正確に説明・説得ができなければ、ましてや外国語でできるわけがありません。

だからまずは母国語での表現力を徹底して身につけること。

そしてその前に、表現すべき中身(考え・意見)を自分の中に持つこと、が大事なのではないでしょうか。

学生だけでなく日本人全体の問題だと思います。

ところで昨今、新しいコミュニケーションツールとして大注目のTwitter。「もう使えないでは済まされない」という某誌の特集に啓発され、私も始めてみました。

140字という制限の中で、聞かれることを前提としてつぶやく(=独り言をいう)という行為は、はたして表現力を高める効果があるでしょうか?

(中川)

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