テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog

自分の「教養」を見直すべし

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昨日は武蔵大学にて、武蔵・TUJ連携協定締結の記念シンポジウムが開かれました。テーマは、

「日米リベラル・アーツ教育考~いま『教養教育』の意義を問う」。

Musashi-1有馬朗人・武蔵学園長とテンプルジャパンのストロナク学長の基調講演に続いて、両校の教授ら7名によるパネルディスカッションという構成です。

正直いって、こういうシンポジウムでは途中で眠気が襲ってくることが多いのですが、今回は休憩なしの2時間半、まったく瞼が重くなりませんでした。最前列に陣取っていたテンプルの学生たちも、だれもひとり船をこぐ者はおらず。

後半のディスカッションの話題が「連携をどのように発展させるか」ということで、我が身に関するものだったからという理由もあるでしょうが、やはり内容そのものに大きな覚醒効果があったと思います。私が言うのもなんですが、うちの学長があんなに熱く演説するのを、就任以来この1年半で初めて見ました。

Musashi-2スピーチや議論の中身はここでとても要約できないので、それは別の機会に譲るとして、私が理解したことを1つだけここでお伝えするとしたら、リベラルアーツ教育=教養教育こそ、いま社会でもっとも必要とされる能力を養う教育なんだということです。

経済産業省の提唱する「社会人基礎力」というのがありますが、そこに並んでいる言葉は、主体性、実行力、考え抜く力、課題発見力、計画力、創造力、発信力、柔軟性、などなど。

テンプルではよく、Critical ThinkingとかCreative Thinking とか言っていますが、武蔵大学さんでは建学の理念で「自ら調べ考える力」と表現されています。文科省の「学士力」でも「創造的思考力」という言葉が出てきます。

言葉は少しずつ違えど、要はみんな目指しているものは同じなんじゃないでしょうか。それがどうしたら身に付くか。そのひとつの答えがリベラルアーツ教育、およびリベラルアーツ的なアプローチによる専門教育、ということです。

ちなみに、よく思うことですが、ここに並んでいる課題発見力、考える力、創造力、云々は、これから社会に出る大学生にだけ求められることではないはずです。仕事歴○○年の社会人のなかにも、こういうスキルがまったく欠落している人はたくさんいます。学生に対して「批判しろ、議論しろ、意見を言え、頭を使え、自ら進んで行動しろ」というからには、教職員の我々も、また彼らを採用する企業の社員のみなさんも、当然日々の仕事でそれらを実践していなければなりません。よね?

・・・がんばりましょう。社会全体に、それこそ「教養」が求められている時代だと思います。

 

さて、武蔵大学・高等学校中学校のキャンパスは、23区内にありながら緑豊か。敷地内を流れる小川にはアヒルの姿も見られ、こぢんまりとした中にゆったりした時間が流れていました。真新しい学生会館もすばらしいのですが、歴史ある建物も、レトロな部分を残しつつきれいにリノベートされていて、とても素敵です。

テンプルジャパンは港区の麻布というおしゃれな住所にはあるものの、やはり空間的なゆとりという意味では、残念ながらいまひとつ。今後は学生同士の交流も進みそうですが、うちの学生たちがこんな素敵なキャンパスで過ごせる時間も増えたらいいなと思いました。

(中川)

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