テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog

女性がトップでよかった!?

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アメリカと日本では寄付文化が違う、とはよく言われます。

テンプル大学本校は125周年記念行事の一環として、2年ほど前から目標3.5億ドル(350億円)の寄付金キャンペーンをやっていますが、その呼びかけに応じたものなのかどうか、昨年2008年の2月に、匿名で500万ドル(5億円)の寄付があったというニュースがありました。

配達証明でも何もなく普通郵便で届いた2つの封筒には、それぞれ100万ドルと400万ドルの小切手が無造作に入っていて、あけた職員はびっくり仰天。400万ドルの方は、女性およびマイノリティ向けの奨学金に使うべし、という使途指定があり、今年は20人分の奨学金の原資になったとのことです。

実はこの匿名の高額小切手、テンプルを皮切りに、これまで全米18の大学に合計9,000万ドル以上が送られているのだそうです。それも、すべて女性がトップを務めている大学ばかり。ということで、あちらではかなりメディアも注目していて、贈り主はオプラ・ウィンフリーじゃないかなどの憶測が飛んでいます(違うらしいですが)。

日本でもたまに、どこかの自治体にぽんと大金を寄付した方の話など聞かないでもありませんが、なんかスケールが違うというか、一言でいうとやはり文化の違い、ということになるのでしょうかね。

ちなみに、現在のテンプル大学アン・ハート総長は、9代目にして初の女性総長として2006年に就任しました。その後就任したProvost(日本語の適訳がないのですが、全学術部門のトップ)も女性、いちばん大きい教養学部の学部長も女性、ロースクール学長も女性。

テンプル大学アン・ハート総長

テンプル大学アン・ハート総長

正確な資料がないのでわかりませんが、アメリカ広しといえども、そういう意味ではテンプルは結構「女性上位」な大学の部類に入るのではないでしょうか。

2007年にハーバード大で初の女性総長誕生というときは、日本でもそれなりに報道されましたが、学問の世界がまだまだ一般的には男性上位のようです。

テンプルの総長が女性だったという理由で今回の寄付がいただけたなら、「逆差別じゃないか」なんてヒネクレた見方をしないで、素直に感謝して喜ぶべきですよね。

(ちなみに、テンプルジャパンのトップはブルース・ストロナク=男性です)

以上、テンプル本校があるフィラデルフィアの地元紙、Philadelphia Inquirerという新聞からのネタでした。

(中川)

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