テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog

ビジネスはサイエンスだ!

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このブログで宣伝するのを忘れていました。この秋から、学部課程に新しく国際ビジネス学科が設置されます。

 

 

さて問題。この学科を卒業すると取得できる学位は、何か?

 

日本の履歴書では「●●学部卒業」という学部名を書きますが、アメリカではdegree(学位)とMajor(専攻)の分野を書きます。

 

学部を卒業して授与されるのはBachelor(学士号)というdegreeですから、テンプルジャパンの場合、たとえばアートが専攻なら、学位はBachelor of Arts。これは納得だと思いますが、アジア研究国際関係コミュニケーション心理研究、あるいは経済が専攻でも、学位は同じBachelor of Artsです。つまり、この場合のArtsというのは、Liberal Arts(リベラルアーツ)のArts。日本語で芸術という意味の「アート」よりも桁違いに広い概念なのです。日本語では一般に「教養」と訳されているようです。

 

それに対して、今回新設の国際ビジネス学科専攻の場合は、Bachelor of Science。そう、ビジネスは教養というよりサイエンスなんですね。

 

さて、ちょっとリベラルアーツに戻りますが、当校のストロナク学長いわく、実は「教養とも少し違う」のだとか。

 

「歴史はソクラテス時代のギリシャに遡る。そもそもLiberal Artsとは、『良きアテネ市民として知っておくべきこと』を意味した。話す力(コミュニケーション力)、歴史、哲学、数学、自然科学もすべてArts。だから当初はサイエンスもアートの一部だったのだ。当然時代は変わっていくから、『良き市民として知っておくべきこと』の内容も変わっていく。その意味で、現代では情報技術(IT)もアーツに含まれる」

 

なるほど。では、いつのまにサイエンスはアートから独立したんでしょうか?

 

「中世になると、科学は停滞し宗教が隆盛になった。それがルネサンスを経て、19世紀には科学こそが近代化の推進力だということになり、そこからサイエンスは独自に発展してきた」のだそうです。

 

・・・こういう話を聞いて、自分は大学というところで仕事してるんだなと思った私でした。

 

ちなみに、これらBachelor名を敢えて日本式に訳す場合、Bachelor of Artsは「文学士」、Bachelor of Scienceは「理学士」としているのですが、やはりちょっと違和感があるのは否めません。ご教示・ご提案あればぜひよろしくお願いいたします。

 

(中川)

 

4/3追記: マネジメントはサイエンス → ビジネスはサイエンス 

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