テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog

補助金カットはいずこも同じ

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カリフォルニア州の財政破綻の危機が報じられていますが、税収減で台所事情が悪化しているのはどの州も同じようです。テンプル大学のメインキャンパスがある東部ペンシルベニア州も例外ではありません。州税収当局の発表を見ると、月間では予算を2桁下回る月が続き、年間ベースでも8%近い減収。当然、支出の削減がビシバシと行われています。

 

で、これが州立テンプル大学にどのような影響を与えているか?

 

実は、テンプルは「州立」とはいえ、州からの補助金が全収入(付属病院に関する収入を除く)に占める割合は2割程度です。日本の大学では、国からのお金が収入に占める割合(こちらも付属病院は除く)は、国立大で5~6割くらい、私立大学で1割前後だと思いますので、テンプルはそういう意味ではどちらかというと私学に近いというか、財政上の「公」の部分は意外に少ないことがわかります。ちなみにこの2割という数字、1972年には6割超だったのがこの37年で3分の1に減ったそうですから、財政的には州からの「独立」に向かっていると言えますね。

 

その補助金が今年度は6%カットされたので、テンプルの収入全体では1.5%ほど減った計算です。大したことないようにも見えますが、テンプルは学生35,000人を抱えるマンモス校なので、予算規模もそれなりに大きく、1.5%でも1140万ドル(約11億円)。メインキャンパスでは、総長以下一丸となって、こちらもビシバシのコスト削減努力が続いています。

 

太平洋のこちら側にあるテンプルジャパンは、本校からは財務的に独立しており、日本政府からの助成はもちろん、メインキャンパスからの経済的援助も受けていません。したがって、ペンシルベニア州の補助金カットが、ジャパンキャンパスへ直接影響を与えることはありません。

 

とはいえ、世界経済も日本の景気も予断を許さない状況です。収入の100%を授業料に頼り、日本の大学には課されない各種税金を払い、それでも「すべての学生に優れた教育を」というミッションを果たすために、テンプルジャパンは今日もがんばっています!

(中川)

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