テンプルこぼれ話

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アフガニスタン大使のお話

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昨日は、駐日アフガニスタン大使のHaron AMIN氏が来校され、「Afghanistan : Past, Present and Future」と題した特別講義をしていただきました。

企画したのは、政治学科で「Comparative Politics – Developing Nations(開発途上国の比較政治学)」を担当しているマルティーヌ先生。授業ではアフガンを含めて数カ国をとりあげ、それぞれ1回ずつゲスト講師を迎える計画でしたが、まさか大使ご本人によるレクチャーが実現するとは思っていなかったとのこと。今回は、たまたまアフガニスタン大使館でインターンをしていた学生がクラスにいたことがご縁だったそうです。

アフガニスタンの歴史・文化から現在・将来の課題まで、盛りだくさんの内容。質疑応答を含めて実質1時間だったので、相当な駆け足のお話になりましたが、幅広い外交経験はもちろん、日本の大学で教壇に立った経験もおありとのことで、学生がどんどん惹きつけられていくのが、後ろの席からも見て取れました。

聴衆の興味はやはり同国の治安や政治の安定でしたが、個人的には、「タリバンが強いのではなく、政府に弱さがあるのだ」という意味の大使の発言が印象的でした。

テンプルならではのこうした特別講義が、これからもたくさん開催されることを期待しています。

ちなみにニンジンはアフガニスタンが原産だそうです。知りませんでした。。。

(中川)

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