テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog

外資系の凋落

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外資とベンチャーで2010年の春入社の採用選考が始まりましたが、「昨年まで人気の外資系金融機関は、今年は採用数を絞り込むところが多い」(2/17日経新聞)そうです。学生のほうも安全志向で、商社や食品、公官庁が新たな人気だとか。この雇用環境の激変で、寄らば大樹・親方日の丸も理解はできます。社会人向けの公務員講座も大人気らしいですね。

「売り手市場から買い手市場へ」という就職戦線の変化が具体的に報じられ始めたのは、昨秋のリーマン・ショックあたりからだったと思いますが、その後どうも全体的に「外資はもうダメ」みたいな印象が出来上がりつつある気がします。

一昨年テンプルジャパンからリーマンに就職した学生がいました。大学としても誇らしい卒業生でした。優秀な彼のこと、この先どこにいっても活躍してくれると思いますが、それにしても、破綻が報じられたとたん、学校案内の「就職先企業リスト」から即刻削除すべきなのでは、という声が出たのには、私はちょっと、違和感を覚えました。破綻したら、悪い会社なんでしょうか?

外資系=外資系金融ではないし、外資系金融=外資系証券会社でもありません。いろんな会社があるのに、どうも「ガイシケイ」と簡単に括って、良い悪いを論じる傾向があるように思えます。そもそもこの“グローバル時代”に、外資・内資の区別にどれだけ意味があるのか?どなたの言葉だったか忘れましたが、世の中には、世の中の役に立つ会社とそうでない会社の区別があるだけだと。

アメリカ中心の「グローバル・スタンダード」には異を唱える人も多いですが、どこがスタンダードになるにしろ、「異質なもの」をとりこみエネルギーに変えていく力は、企業にとっても社会にとっても、必須のサバイバル能力だと思われます。

ガイシケイの好不調にかかわらず、テンプルジャパンの卒業生の活躍の場が、増えることを願っています。

(中川)

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