テンプルこぼれ話

テンプル大学ジャパンキャンパス 広報部blog

1ドル=88円

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先日、テンプル大学アメリカ本校からジャパンキャンパスへの留学生「第一号」という方と、お話する機会がありました。現在はニュージャージーで会社を経営するポールさんです。

 

テンプルジャパンで勉強したのは1988年秋から89年春にかけて。ということはバブルの真っ只中にいらしたんですね、と言ったら、「当時は1ドル=88円の円高。自分にとっては全然バブルじゃなかった。アルバイトを2つ掛け持ちして、大変だった」とのこと。そんな為替のためもあってか、当時、本校からジャパンキャンパスへ留学を希望したのは、彼一人だったそうです。

 

20年後の2008年秋、本校からの学部留学生は70人を超えました。そして為替は再び1ドル=88円。

 

でも20年前と違い、今の景気はバブルどころか大恐慌の様相。就職もままならなくなり、留学生のみならず、日本の大学生全体にとって厳しい冬になってしまいました。他の生活費を切り詰めても教育費は削らない家庭が多いという、調査の結果を新聞で読みましたが、それにも限界が出てくるかもしれません。

 

ちなみにポールさんが日本に留学した理由は、今も続ける合気道と柔道を通じて、日本に興味を持ったから。テンプル大学を選んだのも日本にキャンパスがあったからだそうです。「当時日本へ行きたい理由の主流は、”Budo”だったよ。今は “manga & anime” らしいけどね」。

 

来年の5-6月、テンプルジャパンでは、マンガ・アニメをはじめとする日本のポップカルチャーを文化人類学・民俗学的見地から研究する特別コースが、外国人学生を対象に開催されます。その頃には経済がどうなっているか、まったく予想もできませんが、若者の知的好奇心を満たしたいという願望が、景気や為替に圧し折られないことを祈っています。

 

2009年がよい年になりますように。

(中川)

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